大学職員への転職を目指す方から、

「履歴書はどのように書けばいいですか?」

「職務経歴書で何をアピールすればいいですか?」

という質問をよくいただきます。

私は私立大学で採用業務を担当していますが、書類選考では数百通の履歴書や職務経歴書を確認することもあります。

その中で感じるのは、

書類だけで「会ってみたい」と思う人と、「今回は見送ろう」と感じる人の差は意外と大きい

ということです。

学歴や職歴だけで決まるわけではありません。

文章の書き方や伝え方を工夫するだけで、印象は大きく変わります。

今回は採用担当経験者の視点から、大学職員の履歴書・職務経歴書で見ているポイントを詳しく解説します。

目次

履歴書は第一印象を決める大切な書類

採用担当者が最初に見るポイント

履歴書でよくあるNG例

職務経歴書で評価される書き方

大学職員が評価する経験とは

自己PRの考え方

志望動機の書き方

採用担当経験者からのアドバイス

まとめ

履歴書は第一印象を決める大切な書類

大学職員の採用では、まず書類選考があります。

倍率が高い大学では、100名以上の応募者から面接に進む方を選ぶこともあります。

そのため、

履歴書

職務経歴書

は、あなた自身を紹介する最初のプレゼンテーションです。

採用担当者は数分以内に、

「会ってみたい」

「もっと話を聞いてみたい」

と思えるかどうかを判断しています。

採用担当者が最初に見るポイント

最初に確認するのは、

写真

職歴

志望動機

自己PR

の4つです。

特に写真は第一印象になります。

写真だけで合否は決まりませんが、

清潔感

自然な笑顔

誠実な雰囲気

は確実に伝わります。

スマートフォンで撮影した写真よりも、写真館で撮影したものをおすすめします。

履歴書でよくあるNG例

採用担当として気になるのは、

志望動機が抽象的

誤字脱字が多い

空欄が目立つ

文章が長すぎる

というケースです。

例えば、

「教育に興味があります。」

だけでは、どの大学にも当てはまってしまいます。

その大学を志望する理由や、自分の経験と結びつけて具体的に書くことが重要です。

職務経歴書で評価される書き方

職務経歴書では、

仕事内容を並べるだけでは評価されません。

採用担当者が知りたいのは、

どのような課題があり、

どのように工夫し、

どのような成果を出したか

ということです。

例えば、

営業を担当

ではなく、

法人営業を担当し、新規取引先を年間30社開拓。業務フローを見直し、チーム全体の売上向上にも貢献した。

というように具体的に書く方が伝わります。

大学職員が評価する経験とは

大学職員は事務職ですが、

人と関わる仕事です。

学生

教員

保護者

企業

卒業生

地域社会

など、多くの人と連携します。

そのため、

コミュニケーション能力

調整力

改善提案

企画力

チームワーク

が評価されます。

営業経験や接客経験も十分にアピールポイントになります。

数字を使うと説得力が増す

職務経歴書では、

数字を入れることをおすすめします。

例えば、

年間100件対応

売上120%達成

イベント参加者500名

プロジェクトメンバー10名

などです。

数字があることで、

採用担当者は仕事内容を具体的にイメージできます。

自己PRは強みを一つに絞る

自己PRでは、

あれもこれも書こうとする方が多くいます。

しかし、

責任感があります

コミュニケーション能力があります

改善意識があります

主体性があります

と並べても印象に残りません。

一つの強みに絞り、

具体的なエピソードを交えて説明した方が説得力があります。

志望動機は大学研究が重要

採用担当として最も気になるのが志望動機です。

ホームページを見れば分かる内容を書くだけでは印象に残りません。

大学の理念

特色ある教育

地域連携

研究力

国際交流

学生支援

などを調べ、

自分の経験と結び付けて書くことが大切です。

「なぜ大学職員なのか」

「なぜこの大学なのか」

が伝わる志望動機は評価されます。

採用担当経験者からのアドバイス

私はこれまで数多くの書類選考を担当してきました。

その中で感じるのは、

文章が上手な人より、

誠実さが伝わる人の方が印象に残るということです。

少し時間をかけて丁寧に作成された履歴書は、

写真

文章

レイアウト

言葉遣い

すべてから伝わってきます。

また、

職務経歴書は一度作ったら終わりではありません。

応募する大学ごとに少しずつ内容を見直し、その大学に合ったアピールを加えることをおすすめします。

まとめ

大学職員の履歴書・職務経歴書では、

写真の印象

具体的な職務経験

数字を用いた成果

大学に合わせた志望動機

誠実さが伝わる自己PR

が重要になります。

採用担当者は、

「この人と一緒に働きたいか」

「学生や教員と良い関係を築けそうか」

という視点で書類を見ています。

学歴や職歴だけで判断されるわけではありません。

あなた自身の経験や強みを整理し、自分らしい言葉で丁寧に伝えることが、大学職員への転職成功につながります。