大学職員を目指す方から、

「面接で落ちる人には共通点がありますか?」

「何を見て採用・不採用を決めているのですか?」

という質問をよくいただきます。

私は私立大学で採用業務を担当し、多くの応募者と面接をしてきました。

その中で感じるのは、

大学職員の面接は、知識や学歴だけで決まるものではないということです。

面接時間は30分程度ですが、その短い時間でも、

「この人と一緒に働きたい」

「学生や教員から信頼されそうだ」

という印象は驚くほど伝わります。

今回は採用担当経験者の立場から、大学職員の面接で落ちる人に共通する特徴を10個ご紹介します。

目次

大学職員の面接で最も重要なこと

落ちる人の共通点① 志望動機が浅い

落ちる人の共通点② 大学研究が不足している

落ちる人の共通点③ コミュニケーションが一方通行

落ちる人の共通点④ 表情が暗い

落ちる人の共通点⑤ 学生目線がない

落ちる人の共通点⑥ 前職の不満ばかり話す

落ちる人の共通点⑦ 協調性が感じられない

落ちる人の共通点⑧ 身だしなみに無頓着

落ちる人の共通点⑨ 逆質問を準備していない

落ちる人の共通点⑩ 大学職員を誤解している

採用担当経験者からのアドバイス

まとめ

大学職員の面接で最も重要なこと

大学職員の仕事は、

学生

教員

保護者

卒業生

企業

地域社会

など、多くの人と関わります。

つまり、

専門知識よりも、

「信頼できる人か」

「一緒に働きたい人か」

が非常に重要になります。

面接では能力だけではなく、人柄も見られています。

落ちる人の共通点① 志望動機が浅い

最も多いのが、

「安定しているから」

「福利厚生が良いから」

という志望動機です。

もちろん安定した職場であることは魅力ですが、

それだけでは大学職員である必要がありません。

採用担当は、

なぜ大学なのか

なぜ教育に関わりたいのか

を知りたいと思っています。

落ちる人の共通点② 大学研究が不足している

大学ホームページを少し見ただけで面接に来る方もいます。

しかし、

教育理念

特色

学部構成

中長期計画

地域連携

などを理解している方との差はすぐに分かります。

大学への理解は志望度そのものです。

落ちる人の共通点③ コミュニケーションが一方通行

質問に対して、

長く話し続ける

結論が分からない

相手の反応を見ない

という方もいます。

大学職員は調整業務が多い仕事です。

会話のキャッチボールができることは非常に重要です。

落ちる人の共通点④ 表情が暗い

笑顔が多い人が有利というわけではありません。

しかし、

終始緊張して表情が変わらない

目線が合わない

声が小さい

という方は、

学生対応を任せられるだろうか

という不安につながります。

自然な笑顔と落ち着いた受け答えを意識するだけで印象は大きく変わります。

落ちる人の共通点⑤ 学生目線がない

大学職員の主役は学生です。

面接で、

大学経営

給与

制度

ばかり話してしまう方もいます。

一方で、

学生を支えたい

教育に貢献したい

という視点を持っている方は非常に好印象です。

落ちる人の共通点⑥ 前職の不満ばかり話す

転職理由を聞いた際に、

上司が悪かった

会社が嫌だった

残業が多かった

と不満ばかり話す方がいます。

採用担当としては、

入職後も同じように不満を抱えるのではないか

という印象になります。

転職理由は前向きに伝えることが大切です。

落ちる人の共通点⑦ 協調性が感じられない

大学はチームで仕事を進めます。

人事

教務

学生支援

入試

研究支援

など、多くの部署が連携しています。

「自分一人で成果を出しました」

よりも、

「チームで改善しました」

という経験の方が評価されることも少なくありません。

落ちる人の共通点⑧ 身だしなみに無頓着

高価なスーツは必要ありません。

しかし、

靴が汚れている

スーツにシワがある

髪型が乱れている

などは意外と目に入ります。

採用担当は、

細かなところまで気を配れる人か

という視点でも見ています。

落ちる人の共通点⑨ 逆質問を準備していない

面接の最後に、

「質問はありますか?」

と聞かれて、

「特にありません。」

と答える方もいます。

これは非常にもったいないと感じます。

大学への関心や働く意欲を伝える最後の機会だからです。

2~3個は準備しておくことをおすすめします。

落ちる人の共通点⑩ 大学職員を誤解している

「大学職員は楽そう」

「定時で帰れる」

というイメージだけで応募する方もいます。

実際には、

入試

オープンキャンパス

卒業式

入学式

学生対応

など繁忙期もあります。

大学職員はサービス業的な要素も強く、人と関わる仕事です。

仕事内容を理解しているかどうかは面接で必ず伝わります。

実は採用担当が一番見ていること

私は面接で、

学歴や資格以上に、

「この人と毎日一緒に働きたいと思えるか」

を意識しています。

誠実さ

素直さ

笑顔

協調性

学生目線

これらは30分の面接でも十分に伝わります。

完璧な受け答えよりも、

自然体で相手の話をしっかり聞ける方の方が印象に残ります。

採用担当経験者からのアドバイス

大学職員の面接は、

学生や教員、地域社会を支える仲間を探す場です。

だからこそ、

優秀な人より、

信頼できる人

成長できる人

協力できる人

が選ばれることも少なくありません。

採用担当として一番嬉しいのは、

「この大学で学生のために働きたい」

という想いが自然に伝わってくる面接です。

知識やテクニックよりも、

誠実な姿勢が最後は大きな差になります。

まとめ

大学職員の面接で落ちる人には、

志望動機が浅い

大学研究不足

コミュニケーション不足

学生目線がない

前向きさが感じられない

などの共通点があります。

一方で採用担当が見ているのは、

「一緒に働きたいと思えるか」

というシンプルな視点です。

大学は学生・教員・職員など、多くの人が集まる「人の交差点」です。

その中で信頼され、協力しながら働ける人こそ、大学職員として長く活躍できる人材だと私は考えています。