大学職員は近年、転職市場で非常に人気の高い職種となっています。
実際に、
- 安定している
- 福利厚生が充実している
- 社会貢献性が高い
- ワークライフバランスが良い
といった理由から、多くの応募者が集まります。
その結果、
「大学職員の倍率は高い」
「なかなか受からない」
と言われることも少なくありません。
私は私立大学で人事業務に従事し、多くの大学職員採用に携わってきました。
本記事では、大学職員採用の実際の倍率や、採用担当者が見ているポイントについて解説します。
大学職員の倍率は高いのか?
結論から申し上げると、
大学職員の倍率は非常に高いケースがあります。
もちろん大学や募集人数によって異なりますが、
一般的には
- 20倍
- 30倍
- 50倍
程度になることも珍しくありません。
特に首都圏の有名私立大学では応募者が集中します。
募集人数が数名であるにもかかわらず、
100人以上の応募が集まることもあります。
100倍を超えるケースもある
私自身が採用業務を担当してきた経験から言うと、
人気大学や募集条件の良い求人では、
実質倍率が100倍近くになることもあります。
例えば、
募集人数1名
応募者100名以上
というケースです。
もちろん全員が同じレベルではありません。
しかし採用担当者から見ると、
優秀な応募者同士の競争になることも少なくありません。
そのため、
「とりあえず応募してみよう」
だけでは通過が難しい場合があります。
書類選考で大半が落ちる
大学職員採用では、
まず書類選考で大きく絞り込まれます。
例えば、
応募者100名
↓
書類通過20名
↓
一次面接10名
↓
最終面接3名
↓
採用1名
という流れは珍しくありません。
つまり、
面接以前に書類選考が最大の関門になる場合もあります。
採用担当者は何を見ているのか
多くの方は、
「学歴が重要なのでは?」
と思われるかもしれません。
もちろん一定の学歴は見られます。
しかし実際には、
- 志望動機
- 職務経歴
- 人柄
- 大学との相性
が重視されます。
特に中途採用では、
「大学職員として何ができるか」
が重要になります。
意外と重要な履歴書の写真
ここで採用担当経験者としてお伝えしたいことがあります。
それは、
履歴書の写真を軽視してはいけない
ということです。
もちろん写真だけで合否は決まりません。
しかし書類選考で最初に目に入るのは写真です。
採用担当者も人間です。
第一印象はどうしても影響します。
会いたいと思わせることが大切
採用担当者が書類を見る際、
最終的に考えているのは、
「この人に会ってみたいか」
です。
大学職員採用では、
応募者の人柄も重要な評価項目です。
そのため、
写真から
- 誠実そう
- 清潔感がある
- 明るそう
- 社会人として信頼できそう
という印象を与えることは非常に大切です。
写真で損をしている人は多い
実際に応募書類を見ると、
もったいないと感じるケースがあります。
例えば、
- 古い写真を使っている
- スマホ撮影
- 表情が硬すぎる
- スーツが乱れている
などです。
本人は優秀であっても、
第一印象で不利になる可能性があります。
数千円で写真館を利用できることを考えれば、
ここは投資する価値があります。
採用担当者が好印象を持つ写真
私が個人的に好印象だと感じるのは、
- 自然な笑顔
- 清潔感
- 明るい表情
- 落ち着いた雰囲気
です。
過度な加工や派手な演出は不要です。
大学職員に求められるのは、
信頼感と誠実さです。
その印象が伝わる写真が理想的です。
志望動機も差がつくポイント
倍率が高い大学職員採用では、
志望動機の完成度も重要です。
採用担当者は、
「なぜ大学職員なのか」
「なぜ本学なのか」
を見ています。
応募先の大学名だけ変えたような志望動機はすぐに分かります。
大学ごとの特徴や教育理念を理解した上で作成することが重要です。
面接で見られていること
面接では、
知識よりも人柄が重視されます。
大学職員は、
- 学生
- 教員
- 保護者
- 企業
など多くの関係者と関わります。
そのため、
- 協調性
- コミュニケーション能力
- 誠実さ
が重要になります。
採用担当者は、
「一緒に働きたいと思える人か」
を見ています。
採用担当経験者からのアドバイス
倍率の高さに不安を感じる方もいるかもしれません。
しかし実際には、
応募者の多くが十分な準備をしていません。
だからこそ、
- 写真
- 志望動機
- 職務経歴書
- 面接対策
を丁寧に準備するだけで大きな差が生まれます。
私自身、採用担当として多くの応募書類を見てきましたが、
「この人はしっかり準備しているな」
と感じる応募者は意外と多くありません。
まとめ
大学職員の倍率は高く、
人気大学では50倍〜100倍近くになることもあります。
しかし、
倍率が高いからといって不可能なわけではありません。
採用担当者は、
- 志望動機
- 人柄
- 職務経験
- 大学との相性
を総合的に見ています。
そして意外に重要なのが第一印象です。
履歴書の写真を含め、
「この人に会ってみたい」
と思わせる応募書類を作ることが、大学職員採用突破への第一歩と言えるでしょう。
